2012 年入社 / エリアマネージャー / Y.N さん
2012年に新卒で入社しました。技術営業員として四国営業所配属となり、製紙業界のお客様を中心に、様々なお客様を訪問して仕事を覚えました。入社二年目から今に至るまでずっと、四国エリアの製紙業界のお客様を担当しています。一口に製紙工場と言っても、新聞紙やコピー用紙からティッシュなど、工場によって作っている製品が異なります。私たちがご提案するソリューションもそれぞれ異なりますので、所属変更が無くても様々な経験を積むことができました。
昨年からは、四国エリアのエリアマネージャーを拝命しました。
部下の育成やエリア全体の売上管理のための解析、資料作成などが主な業務になりました。部下と一緒にお客様を訪問し、現場で作業手順や確認するポイントなどを指導したり、お客様との打合せの時にフォローしたり、営業所でお客様に提案する解決策について一緒に悩んだりしています。
今までは、自分が担当しているお客様のことだけを考えてやってこられたのですが、今はエリア全体のことを把握し、上手くまわしていく必要があります。部下とのコミュニケーションの時間を確保しつつ、お客様の課題解決のための業務や、社内会議やマネージャー業務を滞りなく進められるよう試行錯誤しているところです。
入社3~4年目の頃、自分が中心となって提案した大型案件が採用された時のことです。成功体験でもあり、失敗から学んだ体験でもあります。
当初、お客様からは、対処法的な処理を依頼されていました。しかし、お話を丁寧に伺っていくと、当社なら根本的な原因を解消するための処理を提案できると分かったのです。そこで、お客様が納得して下さるまで対話し、試験を行い、正式に採用いただくまでを初めて自分が主体となって進め、お客様に喜んでいただけた嬉しさはよく覚えています。
実は、この現場試験を行った時に、ちょっとしたトラブルがありました。私が現場での最終確認を徹底していれば防げたヒューマンエラーでした。自分が責任を持って現場対応をするのだ、という当たり前のことを、その時初めて本当の意味で理解できた気がします。
疑問や違和感を感じて、その理由を探求できる方です。好奇心旺盛な方とも言えますね。私は今でも、お客様の工場内を歩いていると、知らない設備や新しい装置を見つけることが多いです。“あれは何のための設備だろう?”、“あの配管は、どうしてあちらにつながっているのだろう?”、“なぜ薬剤の添加場所をこのポイントにしているのだろう?など、気になったことは調べたり、お客様に聞いたりしています。こういった疑問が、お客様の操業安定や生産性向上につながることを、経験してきました。どんな仕事も、好奇心を持って取り組む人は成長が早いのではないかと思います。
業務開始
メールチェックなど
マネージャー業務
エリア全体の業務の
進捗確認や報告資料作成
営業所でランチ
社内のウェブ会議に参加
部下と面談
退社