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製品紹介

コーカー加熱炉コーキング抑制剤
EC3405A

使用用途
コーカー加熱炉コーキング抑制剤
特 徴

コーカー装置は価値の低い重質油を熱分解して価値の高いナフサや灯油に変換する重要なプロセスの1つです。コーカー装置の加熱炉では重質油が500℃近くに加熱され、その後コークドラムでコークスと分解油に分けられますが、加熱炉が高温であることから一部コークスドラムではなく加熱炉内でコーキングが発生します。加熱炉の配管内でコーキングが発生すると熱が伝わりにくくなるため、炉内の焚き上げが増え、チューブスキン温度が上昇し、チューブスキン温度が設計上の上限温度に達すると、一度装置を停止してデコーキング作業が発生するため、生産ロスにつながります。EC3405Aは加熱炉内のコーキングを抑制することで、チューブスキン温度の上昇を緩和し、コーカー装置の長期運転による生産ロス回避に貢献しています。
※本件は日本芳香族工業会、石油学会で報告されました

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