冷却水システムに生育する微生物は、システム内の様々な設備の表面に付着、増殖してバイオフィルムを形成します。バイオフィルムの形成は、熱交換器の効率の悪化、金属材質の腐食などの問題を引き起こします。スライムコントロール剤を添加してもバイオフィルムの表面を容易に通過できず、除菌するために多量の薬剤が必要となります。薬剤添加量の増加は、コストアップにつながるのみでなく、場合によっては腐食率を上昇させます。
ミラクルハルテン®EX550はシステム内に付着しているバイオフィルムに浸透し、剥離、分散させることが可能です。また連続的に添加することにより、バイオフィルムの付着を抑制し、清浄な状態を維持します。洗浄工事によって運転を止めることなく、冷却設備の緊急停止の回避、エネルギー効率の改善、腐食リスクの低減、薬剤使用量の最適化を行うこともできます。